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7) コンサルタント利用の前に

コンサルタントは医者である
  コンサルタントは、店舗の医者と思ってください。
コンサルタントは店舗の病気を診断し、その病気の原因を見つけ出し、処方箋を書き、治療するわけです。患者はあくまでも店舗です。店舗が医者にかかり、病気を治療したい、という願望が無い場合、コンサルティングは出来かねます。また、実際の病気と一緒で、自分で治すのだ、という強い意思が必要です。

経営者や店長が、病名が判れば自分で治療できる場合、コンサルタントとしての仕事は、病名の判定で終了します。また、原因までを要望される場合は、それに従います。原則的には、治療方法の提示でコンサルティングは終了です。その後は、店舗段階で治療をされることです。

経営者や店長の中で、店舗の病気を指定したり、治療方法をコンサルタントに指示される場合がありますが、基本的にはコンサルタントが病名を決定し、治療方法を決めます。 病名、原因、治療方法がコンサルタントと同じ時は、コンサルティングを受ける必要はありません。只、ご自分の確認としての参考意見提示は行います。

また、コンサルタントはスポーツで言うコーチの役目でもあります。選手はあくまでも
「あなた」なのです。コーチと選手が一体になって、店舗の勝利を獲得するのです。

 
コサルタントは作業員ではない
  コンサルタントは社員や作業員ではありません。店舗の病気を治す医者です。
現場に入って、店長や従業員と一緒に働く事はしません。
お医者さんを、自宅に連れてきて、一緒に生活しながら、治療をせよ、とは言えないように、コンサルタントにも同じように考えてください。
あくまでも、実行は現場従業員と経営者の仕事です。

  
コンサルタントは経営者や店長の代理ではない
  コンサルタントは経営者、店長の意思の伝達者ではありません。従業員が言うことを聞かない、などの問題は、コンサルタントの仕事ではありません。採用、教育などの原因、リーダーシップの原因が考えられます。その分野のやり方や教育方法のコンサルティングは行います。

  
コンサルタントの立場
  コンサルタントの立場は、常に第三者です。経営者と同じ立場での考えを持ってコンサルティングを行うのではありません。病気を治療する医者に、同じ病気になったことがないから、その医者にはかからない、という患者はいないはずです。同じように、店長や従業員の立場にもなりません。あえて言うなら、「お客様の立場」で、その店舗を観察分析します。あなたのお店の、冷静なる第三者がコンサルタントと言えるのです。

  
コンサルタントは万能の天才ではない
  コンサルタントも万能の天才ではありません。 出来ること、出来ないこと、得意分野、不得意分野があります。クライアントとコンサルタントの得意分野を組み合わせ、効果を上げることを考えましょう。また他のコンサルタントを紹介する場合もあります。

  
コンサルタントとうまくやるには
  一番大切なことは、経営者の理念、店舗の運営理念です。 理念を無視してのコンサルティングは意味がありませんし、最終的に成功はしません。 成功の大本は経営理念にあります。 コンサルティングの第一番目は、経営理念、店舗の運営理念の理解から入ります。 コンサルタントをうまく利用し、成果を上げるには、まず経営理念をまとめ、明確にし、コンサルタントに理解させることです。コンサルタントにとってこの理念は、方針であり、条件であり、目的目標にもなります。この大きな意味での条件をもとにして、店舗の病気を治療してゆくのです。



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